シアトル地方降雪のため入船遅れの恐れあり
現地時間1月16日から1月17日にかけて、シアトル地方に降雪がありました。
いつもお世話になりまして誠に有難うございます。
スーダンの主産地であります、カリフォルニア州インペリアルバレー(“エルセントロ”と同義)の各種作付面積が発表されておりますので簡単に報告させて頂きます。
スーダン:
新穀の作付は、4月以降に本格的な作付が行われますので、1月15日時点の作付面積は未発表です。
小麦:
12月15日時点から続伸しております。1月15日時点での作付は66,951エーカー。昨年は53,407エーカーでしたので、昨年同時期対比125%という数字になっております。この66,951という数字は、過去10年の平均作付面積の44,368エーカーと比較しますと150%となります。2008年1月15日時点71,135エーカー、また2009年1月15日時点71,280エーカーという数字も踏まえて考えますと、この2年に共通していえることは、早蒔きスーダンの作付減少でした。
バミューダ:
2012年1月15日時点49,883エーカー。昨年同時期は53,835エーカーですので、昨年対比92%の作付となっております。ちなみに過去10年の平均は59,573エーカーです。
飯田
いつもお世話になりまして誠に有難うございます。
2012年1月12日付けでUSDAが発表した、2011年12月1日時点での米国農家レベルでの牧草在庫は以下の通りとなっております。
<2010年12月1日時点の全米在庫数量>102,134トン
<2011年12月1日時点の全米在庫数量>90,726トン
⇒2010年対比で89%程度の在庫数量となっております。
州別に観察してみますと、以下の通りで御座います。
(2010年12月1日時点の数量⇒2011年12月1日時点の数量>
また、旱魃がひどかったテキサス州の在庫は、大幅に減少しております。
ちなみに、同組織が発表しております、全米での生産量は以下となっております。
上記を踏まえて考えますと、客観的に前年対比で供給はタイトという状況であり、またPSWの安い繊維源は内陸州の旱魃の影響が新穀までは続きそうです。
飯田
いつもお世話になりまして誠に有難うございます。
既にご存知の方も多いかとは思いますが、2012年2月積みより北米出し貨物を対象とする海上運賃の値上げが施行される予定で御座います。PNW出し(シアトル・タコマ・ポートランドなど)貨物に関しては、コンテナあたり$200とし、PSW出し(ロサンゼルス・ロングビーチ)貨物に関しては、コンテナあたり$100とするのが内容です。
この運賃値上げに関しての各船会社からの連絡や、各シッパーからの価格改定が相次いでいるのが現状です。
まだ、最終的な決定では御座いませんが、施行の際には、誠に恐縮ながらお客様には上記のご負担をお願いすることになってしまいます。あらかじめご了承頂きます様お願い申し上げます。
飯田
いつもお世話になりまして誠に有難うございます。
一部の船社から2012年2月船積み分からを対象とする海上運賃の値上げ(=GRI)のアナウンスが出ております。まだ確定ではないものの、船社からの連絡として、PNW:$200/コンテナ、PSN:$100/コンテナの値上げを行うのが今回の狙いのようです。おそらく、WTSA連盟の船社においては、この値上げで足並みをそろえてくるものと思われ、一方で連盟外の船社の動きに注目があつまります。
最終的な決定は、1月中旬位となる見込みで、それまで弊社では船社と交渉を続けてまいります。
飯田
いつもお世話になりまして誠に有難うございます。
既にご存知の方もいらっしゃるかとは思いますが、シアトルタコマから船積みされる貨物に関して、各船社からの空コンテナの供給が限定されていることによる船積みの遅延が発生しております。
詳細の空コンテナ状況は、もちろん各船社によって多少ことなりますが、たとえば弊社が横浜揚げで主に利用している船社においては、空コンテナの割当制を導入しております。また一部の邦船社でも、ブッキングの取得に時間が掛かったりと、牧草業界を悩ませる物流事情が現在顕著になっております。
飯田
BPPの新穀シーズン到来となりました。
今年は砂糖大根作付け段階で、砂糖の国際価格が堅調に推移していた事から、製糖メーカーの生産意欲増加に加え
大根作付け農家への買取価格を高く設定した為、世界的に砂糖大根の作付け面積が増えました。
昨年は北海道産の不作もあり、一年を通じて供給タイトな局面が続きました。 「新穀になれば作付けも増えているので
供給状況は緩和」 と、我々輸入商社筋も考えていました・・・
しかしながら、足元で実際に起きている現実は全く異なる環境で、我々も日々供給確保とデリバリー調整に追われる毎日です。
※BPPが足りない※
この一言に尽きると思います。
2008年の大相場を経験して以降、輸入筋の買い付けは非常に慎重になりました。それが2011年の在庫タイト状況にも
繋がっているのですが、これに加えて、既に業界紙等で触れられておりますが、産地製糖工場でのストライキや、砂糖大根の
予想以上の不作など、複数の要因が重なり、タイトな状況に拍車を掛ける結果となっております。
年明けからは有る程度まとまった入船があるのか? が、焦点となりますが、まだまだ予断を許す状況では無さそうです。
こうなると頼りたくなるのは、地政学的にも、1週間程度で到着可能な中国産ですが、内需拡大に加えて、列車輸送等のインフラ問題等も
重なり、やはり潤沢に玉が出て来ません。 特に新疆地区の内陸玉は未だにOLD CROPが積み出されている現実もあり、一大消費国と
化した中国産は、「内需 VS 日本 VS 韓国 VS 中国内輸送問題 」 の構図に、今年も大きな変化は無さそうです。
上記状況から、当面の間は、大型船の入船を待ちつつ、コンテナや中国BPPで供給を繋ぐ、といった状況になりそうです。
先週月曜日【12月12日】に西豪州で非常に強い雷雨がありました。
特にひどかったのは、Great Southern区域で、水害や交通の混乱が各地で見られた模様です。
その中でも、Williamsという町では1日のうちに140mmを超える量の降雨があり、地域によっては200mmを超えるところもあったようです。
写真は降雨のあったWilliam近辺の畑の様子です。この降雨によって農家の倉庫に保管されている牧草やパドックに蔵置されていた牧草に被害をもたらしております。豪州国内で流通されると思われていた牧草に被害が発生したことで、内需が現在活性化しており輸出用として考えられていた牧草にまで国内農家の買いの手が入ってきている状況です。
この降雨による被害がまだはっきりとわかっていない中、一時的に過剰に反応しているのかどうかは不明ですが内需が強くなったことにより下のグレードの価格が押し上げられている模様です。
今後の動向に注意が必要です。
続報が入り次第、改めてご報告いたします。
矢野
いつもお世話になりまして誠に有難うございます。
12月15日付けのインペリアルバレーの作付面積が発表されました。12月15日時点での作付面積は昨年同時期対比で147%の47492エーカーとなっており、過去10年の記録をみても、2008年の同時期に48530エーカーという数字がありますが、今年はこの数字に次ぐ作付面積となっております。(過去10年の平均は27861エーカー)
2008年の12月15日時点の48530エーカーという数字は、翌2009年の5月頃まで伸び続け、結果早蒔きスーダンの作付が大きく減少するという傾向を生みました。ちなみに2009年のスーダン作付は、過去最低の数字となりました。
もう1年さかのぼり、2007年12月15日時点の小麦作付面積も44321エーカーと非常に多く、結果として、翌2008年のスーダンの早蒔きは減少したという例もあります。但し、2008年は食糧バブルの流れを受けて、単収を狙う生産農家は遅蒔きスーダンの播種に意欲旺盛で、中間~低グレードのスーダンが量産されたという事実がありました。
2012年産のスーダンの作付面積の話をするのは時期尚早ですので、今回は過去の事例をご紹介させていただきました。
今年も残すところ、あと僅かです。皆様がよい年末年始を迎えられるよう、弊社粗飼料課一同、少しでもお役に立たせていただきます。
飯田
いつもお世話になりまして誠に有難うございます。
AMETZA(=KUHN HAY)社からの情報によりますと、12月12日~13日にかけて、スーダンの主産地でありますインペリアルバレー全体で降雨があった模様です。12月12日から降り始めた雨は、13日の午後になっても降り続けているとのことです。
東部から流れてきた強い低気圧に起因する、この降雨は、インペリアルバレー全体を覆い、現地の天気予測によれば、14日(水曜)には好天に転ずる予報ですが、これまでのところ、サプライヤーのヤード内はぬかるんでいる状況であり、これらの土地が乾燥するまでは2・3日かかると思われます。
AMETZA社においては、12日より工場の操業を一旦停止しており、他サプライヤーにおいても同様の状況が想像できます。懸念されるのは、年末に入船を控えた船積みの乱れであり、弊社としましては、弊社関連貨物の優先船積みと、原料をプレス加工するまえの、より一層の品質確認を既に依頼している次第で御座います。
ご参考までに、現地の写真をご案内致します。
飯田
2011年11月9日~11日までの3日間、ベトナムはホーチミンシティ市で行われました、Live Stock 2011に兼松株式会社として参加してきました。
弊社ホーチミン駐在員事務所は今年設立20周年となり、同市で築きあげた基盤と、また新たしく赴任しました元粗飼料課の鈴木耕太郎社員の指揮で現地スタッフが活躍し、お蔭様で当Live Stockは成功といえる賑わいを見せていました。
ベトナムは人口8,600万人(世界第2位)で、平均年齢は27.4歳と非常に若い国です。酪農に関してもこれからというステージではありますが、その勢いは目を見張るものがあります。粗飼料の輸入量は、中国やUAEのボリュームがあまりにも大きく注目を浴びているなかで、まだまだ小規模ですが、潜在能力は高いものがあります。
飯田
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